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パワハラの判断基準

これは上司としての注意なのか、それともパワハラなのか。その判断基準は、とても曖昧な部分があります。現に判断基準が曖昧である為、『これがパワハラだ』と訴えられない部下もたくさん居て、パワハラは増長しつつあります。

ここから、『パワハラのボーダーラインとはどこなのか』という問題に触れていきたいと思います。基本的に、「部下が継続的にその尊厳や肉体を傷つけられ、労働する上で関係の無い部分を侵害される」ことがパワハラの条件だと言われています。

しかし、上司が言ったある一言が心に深く刺さり、会社に復帰できなくなるというケースも有ります。この場合、『継続的に受けた精神的被害の内に入るのか、入らないのか』という問題にもなってきます。最近では某SNSのニュースなどでも取り上げられている問題ですが、そのニュースに対し世論の一つとして、『上司が少しキツく言った位でへこむようでは駄目だ』という声も上がっています。

しかし、客観的に見てどうであれ、部下の心を侵害した段階で既に『パワハラ』の領域に達してしまいます。『キツく言った位で弱っているようでは駄目だ』という精神は、もちろん大切なのかもしれません。しかし、パワハラに成り得るかどうかはあくまでも、『部下の人としての尊厳を傷つけたかどうか』『社会復帰出来なくなるまで追い込んでしまったかどうか』が重要視されます。

したがって、言い方の強い弱いに関わらず、あくまでもこのパワハラという用語に関して言えば、『部下』を主体に考えた判断基準と見なされます。『部下がどのように感じたか』が重要視されるワードなので、正誤問わず、部下の気持ちが重視されるということを念頭に置いておきましょう。


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