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モラル・ハラスメント

最後に、『モラル・ハラスメント』についてお話します。モラル・ハラスメントとは、精神的に加えられる暴力のことを言います。これを受けた被害者達は、加害者と接することで生活自体が嫌になってしまったり、精神的に病んでしまったりすることもあります。

これは、パワハラ・セクハラなどの、全てのハラスメントと共通するところがあります。モラル・ハラスメントの加害者は、大抵無自覚に行っていたり、自覚が有ってもそれを直すつもりは全く無かったりするので、本来心療内科に通って心の病気を治すべきなのは、被害者ではなく加害者の方なのかもしれません。

言葉による暴力というものは、身体的な暴力よりも有る意味厄介なものです。身体的な傷というものは、病院に通って治療を施せば、ある程度治る見込みはあります。しかし、精神的に受けた傷というものは、もしかしたら一生治らないものになってしまうかもしれません。

このようなモラル・ハラスメントの加害者ほど、自分が受ける傷にはとても敏感です。少しでも嫌なことを言われれば、すかさず攻撃に出るでしょう。しかし、モラル・ハラスメントを受けた被害者達は、性格がとても内向的になってしまったり、心を閉ざしてしまうことがあります。

どうして人間は人を傷つけるのか。それは、人間の心が荒んでいたり、病んでいるからです。そもそも、この社会に生きている以上、人々は支え合い、協力し合って生きていかなければいけません。ターゲットを見つけ、一時的な感情で相手を立ち直れなくなるまで追い詰めるという行為は、加害者の心の病気の表れなのです。

私達が加害者を叩き、問い詰め、二度と加害者にならないよう戒めることは簡単です。しかし、加害者の心をよく知り、加害者が一体どのような『精神的な病み』を抱えているかを把握することによって、初めて全ての関係を円滑にすることが可能になるのではないでしょうか。

加害者も何かの『被害者』になっているケースというのは、よくあることです。人々は、一時的に被害者にばかり目を向け、加害者の心を知ろうとはしません。しかし、それが加害者を量産する原因になっていることに、私達は早く気付かなければいけないのです。


パワハラ以外のハラスメント



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